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「培った技術で救われた命」ほごねこクリニック獣医師の現場ストーリー

大阪府泉南市にある「ほごねこクリニック」は、避妊去勢手術(スペイ)を専門に行っている動物クリニックです。

地域猫や保護猫たちが安心して暮らせる未来を守るために、年間1,000件以上の手術をしています。

今日は、ここで働く獣医師が実際に体験した「技術で猫の命を救った瞬間」をご紹介します。

手術だけじゃない、猫たちのケア

手術にやってくる猫たちは、人に慣れていない子ばかり。

中には、全身ノミダニだらけだったり、怪我や病気を抱えている子もいます。

ある日、捕獲器に入れられてやってきた1匹の野良猫。

避妊手術が目的だったのですが、毛並みはボロボロ、耳はただれ、目やにもびっしり。かなり衰弱していました。

「できることは限られているけれど…」

そう思いながらも、ノミダニ予防薬や消毒、目薬でできる限りのケアを実施。

手術も無事に終え、少しでも元気な状態で帰れるように整えて送り出しました。

数週間後、ボランティアさんから「あの子、元気そうにしてるよ」と聞いたときは、本当に嬉しくて、胸がじんわり温かくなりました。

技術を磨き、地域の猫たちに還元

ほごねこクリニックには、手術経験を積みたい獣医師が集まってきます。

一般の動物病院だと避妊去勢の執刀は年に数回なんてこともありますが、ここでは1日で何件も執刀できる環境があります。

ある獣医師はこう話してくれました。

「ここでは技術がどんどん磨かれている実感があります。それを地域猫や保護猫のために使えることが何より嬉しいですね。」

さらに、このクリニックには色んな病院から獣医師が集まってくるので、日々情報交換や意見共有ができるのも魅力のひとつ。

臨床スキルだけでなく、視野も広がります。

社会課題に向き合うということ

ここでの仕事は、ただ手術経験を積むだけではありません。

野良猫や地域猫の過剰繁殖という、大きな社会課題にも向き合うことになります。

ある獣医師は、勤務中に桜耳の猫を見るたびにこう感じるそうです。

「この子の未来に少しでも関われたんだ」

その瞬間、また頑張ろうという気持ちが湧いてくるのだそうです。

技術は命を救い、未来をつくる

ほごねこクリニックは、猫たちの命と未来を守るために、獣医師の技術を存分に発揮できる場所です。

そして、その技術は手術室の中だけでなく、猫たちが暮らす地域や社会にも広がっていきます。

あなたの力を保護猫さんのために活用しませんか?

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